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ドローン情報

ドローン資格はどれがおすすめ?初心者に最適な民間資格を紹介

 

さまざまな産業分野でドローンの需要が拡大しており、それにあわせて民間資格の種類も増えてきました。しかし、これからドローンを学びたいと考えている初心者にとっては、どの資格を取得すれば良いのか迷ってしまうものです。

そこで今回の記事では、ドローンの民間資格のなかでも特に代表的な4種類をピックアップし、それぞれの資格の概要と難易度、取得にかかる費用なども比較しながら、初心者におすすめの民間資格を紹介します。

ドローンを学ぶうえで覚えておきたい基礎知識

はじめに、ドローンに関する知識や操作技術を身につけるうえで、最低限覚えておきたい知識を紹介しましょう。

飛行させるために必須の資格はない

ドローンは自動車や飛行機のように人を乗せる乗り物ではないため、飛行させるために必須となる免許や資格はありません。航空法などの法律ではドローンを飛行させてはいけない場所、飛行にあたって特別な許可が必要な場所などを定義していますが、それらのルールさえ守っていれば誰でも自由にドローンを飛行させることができます。

詳しくはドローンを飛行させるには資格が必要?飛行時に知っておきたいルールも解説

2022年6月から登録制度がスタート

免許や資格も必要なく比較的自由度の高いドローンですが、飛行させるためのハードルが低いがゆえに落下事故や飛行が禁止・制限されている空域で無断で飛行させるといった問題も頻発するようになりました。

これを受けて、国土交通省では2022年6月から、100g以上のドローンを屋外で飛行させる場合、所有者および使用者の情報、ドローンの機体情報を登録することが義務付けられるようになります。

登録制度の詳細については、ドローンの100g規制とは何か?登録が必要となる条件と登録手順も解説」でも紹介しているため、こちらも参考にしてみてください。

2022年12月から免許制度(国家資格)が導入

ドローンは今後、農業や物流などさまざまな産業分野での活用が期待されています。しかし、現在のルールの下では有人地帯での自動飛行は実現できず、ドローンの社会実装を妨げる大きな障壁となっていました。

そこで、国土交通省では、レベル4のドローン飛行にあたる有人地帯での自動飛行を実現すべく、2022年12月から免許制(国家資格)を導入することを決定しました。ドローンの飛行そのものについては、従来通り免許や資格は必要ありませんが、レベル4のドローン飛行には一等資格が不可欠となります。

ドローンの免許制についてはドローンの免許制(国家資格)はいつから開始?資格制度の詳細を解説」◆ドローンの免許制度が始まるとどんな影響がある?気になる今後のスケジュールも解説記事でも詳しく紹介しているため、ぜひこちらも参考にしてみてください。

ドローン操縦士の需要は今後増加

ドローンは農業や物流以外にも多様な分野での活用が期待されており、それにともなってドローン操縦士の需要は今後増加していくものと考えられます。専門的な知識と高度な操縦スキルをもった操縦士の求人案件は現在でも多数存在し、多くの企業が求めていることが分かります。

今後、需要が増加すると考えられるドローンの仕事については、ドローンを使った仕事にはどんなものがある?操縦士として理解しておくべき法律も紹介」の記事でも詳しく解説しているため、こちらもぜひ参考にしてみてください。

ドローンの民間資格の種類

ドローンの民間資格の種類

ドローンを飛行させるために免許や資格は必須ではありませんが、操縦士として仕事に従事するうえで資格を取得する人も少なくありません。ドローンの民間資格にはどのようなものがあるのか、代表的な4つの民間資格を紹介しましょう。

資格取得をすすめる理由

はじめに、ドローンの民間資格を取得することでどのようなメリットがあるのか、資格を取得する意義について紹介しましょう。

ドローンの知識や技術を体系的に身につけられる

ドローンを購入し飛行させることで、一定の操縦スキルを身につけることは可能です。しかし、ドローンに関する法律的なルールや高度な操縦スキルを身につけるのは決して簡単なことではありません。

ドローンの民間資格に挑戦することで、法的な知識と高度な操縦スキルを体系的に習得でき、短期間でドローン操縦士に必要なスキルが身につけられます。

国家資格の試験が一部免除になる

2022年4月から免許制(国家資格)の導入が決定していますが、民間資格を取得していれば国家資格の試験の一部を免除する方針であることを国土交通省が公表しています。そのため、免除制度が始まるからといって民間資格を受験することは決してマイナスではなく、むしろプラスとなる可能性が大いにあるのです。

仕事につながることも

ドローンの操縦士を募集している企業のなかには、実務経験や資格の保有者を条件としているところも少なくありません。ドローンを活用している企業はまだまだ少数派で、実務経験を証明できる方も少ないでしょう。そのような場合でも、民間資格を保有していれば客観的にドローンの操縦スキルが証明でき、就職や転職に有利に働くことも考えられます。

国土交通省への許可申請が簡略化される

空港周辺や人口集中地区などの一部エリアでは、ドローンを飛行させる場合に国土交通大臣からの許可を得る必要があります。しかし、民間資格を保有していれば国土交通省への許可申請が簡略化されるケースもあり、事務手続きの手間を削減できるのも大きなメリットといえるでしょう。

1.一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)

一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)が認定している資格には「ドローン操縦士 回転翼3級」があります。産業用途を前提としたドローンの操縦スキルを身につけることを目標としており、就職や転職に向けてドローンのスキルを身につけたい方には最適な資格といえるでしょう。

さらに、「ドローン操縦士 回転翼3級 インストラクター」の資格も取得可能で、ドローンの操縦士を育成するインストラクターの道を検討している方にもおすすめです。

2.JUIDAドローン資格

ここからは、代表的なドローン民間資格を紹介していきます。

JUIDAドローン資格とは、JUIDA認定スクールでのコースを修了することで認定されるドローンの民間資格です。JUIDAは国土交通省が管理団体として認定しており、証明証を保有しているとドローンの飛行にあたって必要な申請手続きが一部免除されます。

取得できる資格は「無人航空機操縦技能」と「無人航空機安全運航管理者」の2種類で、以下のように定義されています。

  • 無人航空機操縦技能:無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能を有する者
  • 無人航空機安全運航管理者:無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識を有し、飛行業務の安全を管理する者

なお、証明書の有効期限は2年間で、更新手続きが必要です。

3. DJI CAMP認定資格

DJI CAMP認定資格とはその名の通り、大手ドローンメーカーのDJIが認定している民間資格です。同時に、国土交通省が認可している管理団体でもあり、資格取得者は飛行許可申請手続きの簡略化も可能です。

使用する機材はもちろんDJI社製のドローンで、信頼性が高く産業用途でも活用されることが多いため、実践的なスキルを身につけられるでしょう。

4.日本ドローン(JDA)資格

日本ドローン(JDA)資格では、「ドローン操縦技能証明証」や「インストラクター証明証」、「アグリドローン技能証明証」、「安全運航管理者証明証」など、多様な用途に応じた資格が取得できます。

また、さらに専門的なスキルを身につけられるコースとして、「農薬散布コース」の受講も可能です。

日本ドローン協会は国土交通省からの認定を得ているため、資格取得者は飛行許可申請手続きの簡略化も可能です。

民間資格の取得にかかる費用や難易度の違い

ドローンの民間資格の取得 費用や難易度

上記で紹介したように、ドローンの民間資格といってもさまざまな種類があることが分かりました。しかし、これから資格取得を目指す場合、どれを選べば良いのか不安に感じることもあるでしょう。そこで、民間資格の難易度や取得に要する費用などの違いを紹介します。

一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)

一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)が認定している「ドローン操縦士 回転翼3級」も、認定スクールで受講した後に実技テストに合格することで取得できます。

最短3日間での取得が可能で、集中的にカリキュラムを受講ししっかり内容を頭に入れておけば、難易度は決して高くありません。

資格取得にかかる費用は、およそ25万円前後が相場となっているようです。

JUIDAドローン資格

JUIDA認定スクールでは、操縦技能コースと安全運行管理者コースを受講できます。操縦技能コースは法律やドローンに関する技術、運用といった座学のほか、ドローンの操縦方法を学ぶ実技があり、修了試験に合格することで証明証を取得できます。また、安全運行管理者コースでは、ドローンのリスクアセスメントなどを中心に学んだ後、こちらも修了試験があります。

資格取得にかかる費用はスクールによっても多少異なりますが、操縦技能者と安全運行管理者の両方を取得する場合で約23万円程度のところが多いようです。

DJI CAMP認定資格

DJI CAMP認定資格はドローン民間資格のなかでも受講期間が比較的短く、最短2日間で取得が可能です。ただし、認定講座の受講対象となるのは10時間以上のドローン飛行経験がある方という前提があるため、初心者にとってはハードルが高いといえるかもしれません。

実技の実習がない分、受講料も比較的安価で、キャンパスによっても異なりますが5万円から10万円程度のところが多いようです。

日本ドローン(JDA)資格

日本ドローン(JDA)資格にはさまざまな種類がありますが、初心者におすすめの資格としては基本操縦をマスターできる「UAV3級」がおすすめです。最短2日間で取得でき、難易度も決して高くありません。

受講費用は学科・実技を含めて8万8,000円で、ドローンの民間資格のなかでは手頃な部類に入るでしょう。上位資格である2級の場合は11万円、1級では実技のみで8万8,000円の受講料がかかります。

初心者にはDPAの「ドローン操縦士 回転翼3級」がおすすめ

これからドローンの民間資格に挑戦しようと考えている方には、ドローン操縦士協会(DPA)が認定している「ドローン操縦士 回転翼3級」がおすすめです。DPAは全国各地に認定スクールがあり、ドローンの民間資格のなかでもメジャーな存在です。

認定スクールはいずれも屋内施設を完備しており、天候に左右されることなく実技を学べます。

また、ほかの民間資格と同様に、国土交通省への飛行許可申請も簡略化できることから、ドローンを仕事に活かしたいという場合にも有利に働くはずです。

◆【遊びや仕事に】3種類あるドローン、あなたはどれを使う?

用途にあった資格やスクールを選ぼう

ドローンを飛行させるために免許や資格は必須ではありませんが、資格を取得しておけば国土交通省への飛行許可申請が簡略化されるなど、飛行できる範囲が広がることは事実です。

まずは自分自身がどのようにドローンを活用したいのかを考え、それを実現できる資格を選ぶことが重要といえるでしょう。また、民間資格に対応した認定スクールが自宅や職場近くにあるかなども考慮しながら、最適なスクールを選びましょう。

◆ドローンスクールの料金っていくら?スクールを選ぶうえでのポイントも解説!

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