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【2025年5月】ドローン国家資格 更新忘れに絶対注意!費用や講習など手続きについて詳しく解説
ドローン国家資格(無人航空機操縦者技能証明)有効期限は大丈夫ですか?
2022年12月5日に施行されたドローンの国家資格(免許制度)。ビジネスや趣味でドローンを活用されている皆様の中には、すでに一等または二等の「無人航空機操縦士」の資格を取得され、活躍の場を広げている方も多いのではないでしょうか。
ドローンの活躍は、空撮、インフラ点検、測量、物流、農業、防災など、多岐にわたる分野で目覚ましく、その需要は今後ますます高まると予想されています。こうしたドローンの安全な運航を担保する上で、国家資格の重要性は言うまでもありません。
しかし、国家資格には3年間という有効期間が定められていることをご存知でしょうか?
せっかく取得した資格も、更新手続きを怠ると失効してしまい、特定飛行(特に一等資格はレベル4飛行を含む、立入管理措置を講じない特定飛行など)を行うことができなくなってしまいます。
「まだ先のこと」と思っていると、うっかり期限が過ぎてしまうことも…。資格を維持し、これからも安全にドローンを活用していくためには、定期的な更新手続きが不可欠です。
この記事では、ドローン国家資格の更新手続きについて、「いつから?」「何をすればいいの?」「費用は?」「講習はどんな内容?」といった疑問に、詳しく解説します。
更新時期が近づいている方はもちろん、これから資格取得を目指す方も、将来必ず必要になる知識ですので、ぜひ最後までお読みください。
なお、ドローンの国家資格をまだ取得していない方や詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ドローンの免許制度(国家資格)とは?内容や取得までの費用について詳しく紹介!
なぜドローン国家資格の更新が必要なのか?
ドローン国家資格に3年間の有効期間が設けられ、更新が義務付けられているのには、主に以下の理由があります。
①知識・技能の維持向上:
ドローンを取り巻く技術や環境は日々進化しています。また、関連法規やガイドラインも、社会情勢や技術の進展に合わせて見直されることがあります。実際に制度が始まってからの2年間で、レベル3.5飛行や罰則といった様々な内容が追加されました。
更新講習を通じて、最新の知識や安全運航に必要な技能を再確認し、常に高いレベルの操縦能力を維持することが求められます。
②安全意識の継続:
ドローンは便利なツールである一方、一歩間違えれば重大な事故につながる可能性も秘めています。定期的な更新講習は、安全運航に対する意識を再確認し、気を引き締め直す良い機会となります。
慢心による事故を防ぎ、社会からの信頼を維持するためにも、更新は非常に重要です。
③身体適性の確認:
安全な操縦には、良好な視力や聴力、必要な身体能力が不可欠です。更新時には、視力などの身体検査基準を満たしているかどうかの確認も行われます(運転免許証の提出や診断書の提出)。
これらの理由から、3年ごとの更新手続きを通じて、操縦者が常に最新の状況に対応し、安全にドローンを運用できる状態であることを担保しているのです。
ドローン国家資格 更新手続きの流れ
更新手続きは、有効期間満了日の6ヶ月前から申請可能です。余裕を持って手続きを進めましょう。大まかな流れは以下の通りです。
ステップ1:事前準備(DIPS 2.0にて)
1:技能証明更新時期リマインドメールを受信したら更新手続きを始められます。
2:国土交通省が運営する「ドローン情報基盤システム2.0(DIPS 2.0)」にログインし、氏名、住所、連絡先などの基本情報に変更がないか確認し、必要であれば修正します。【技能証明申請者番号属性情報変更申請手続き】
2:自動車運転免許証の写し又は医療機関での身体適性検査を受け診断書を提出します。
4:受講を希望する登録講習機関を選択します。ぜひ「ドローンスクール千葉幕張」をご指定ください!
ステップ2:登録更新講習機関での受講
1:どこで更新講習を受けるか決め、更新講習受講手続を行います。更新講習機関はドローンスクール千葉幕張のようなドロンスクールで行われることが多いです。
2:どこで受講するかを決めたら、更新講習受講します。内容は通常の更新者と停止処分者で異なり、停止処分者は通常講習(教材を用いた学習)だけでなく実地講習も受ける必要があります。
なお、停止処分者は(3カ月、6ヶ月又は1年のいずれか)を受けた者となります。
※受講費用については一律で決まっているわけではなく、更新機関によって異なります。なので現時点においては価格は不明なままとなっております。
ステップ3:身体適性検査
1:医療機関や登録更新講習機関にて身体適性検査を受験。又は、自動車免許証をお持ちの場合は免許証の写しをDIPS2.0に提出することで検査を受けた扱いになるため、医療機関や講習機関での検査は不要となります。
運転免許証があるならば、費用と時間が抑えられるのでDIPS2.0に提出するのがオススメです。
ステップ4:技能証明更新手続き
1:DIPS2.0にて技能証明更新申請を行います。
2:更新講習手数料の納付(3,000円)
3:審査が完了すると、審査完了メールが届きます。
4:新しい有効期間が記載された無人航空機操縦者技能証明書が郵送で交付されます。
これから国家資格を取得したい方はドローンスクール千葉幕張へ
ドローンスクール千葉幕張では資格の更新だけでなく、国家資格の取得も可能になっております!
これまでの国家資格受講者は700名以上と信頼と実績のあるスクールです。
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【重要】更新講習とは?講習内容について
更新手続きの中でも特に重要なのが「更新講習」の受講です。この講習は、国土交通省に登録された「登録更新講習機関」でのみ受講可能です。
ドローンスクール千葉幕張も、もちろん登録更新講習機関として、登録される予定なので更新講習を受けることができます。
<更新講習の主な内容>
更新講習は主に座学で行われ、二等資格と一等資格そして技能証明の停止処分を受けた者以で内容が増え、停止処分者の場合は実地講習が追加で行われます。
学科講習(座学)
・無人航空機操縦士技能証明制度の概要
・無人航空機操縦者が遵守すべき事項
・事故・重大インシデント事例及び教訓
・最近の無人航空機関連の制度改正
・運航ルール・事故防止に関する情報
・一等無人航空機操縦士が留意すべき事項(一等のみ)
・技能証明の効力の停止を受けた者が留意すべき事項(停止処分者のみ)
なお学習後には効果測定(修了演習)が実施されます。テストのようなものですが、合格・不合格といった合否判定はなく、理解度を測り講師が間違えた部分の解説を行うものとなっております。
実地講習(停止処分者のみ)
・シミュレーター等を活用した操縦能力についての演習及び指導
・操縦に関する討議及び指導
こちらの実地講習につきましては修了審査のようなテストはなく、講習のみとなっております。
点数表と処分等区分について
上記のように違反をした場合、点数がつけられ、6点以上から効力が停止され、停止処分者となり更新時に実地講習が必要となります。
講習時間
講習時間は通常1時間~2時間程度となります。一等資格や停止処分を受けた者は内容も増えるため2等資格に比べて長くなるでしょう。
もし更新を忘れてしまったら?(資格失効のリスク)
万が一、有効期間内に更新手続き(更新講習の受講を含む)を完了できなかった場合、お持ちの国家資格は失効してしまいます。資格が失効すると、以下のような影響があります。
特定飛行が行えなくなる:
一等資格で可能だったレベル4飛行(有人地帯での補助者なし目視外飛行)や、二等資格で必要だった立入管理措置を講じない特定飛行(人口集中地区上空の飛行、夜間飛行、目視外飛行など)が、許可・承認なしでは行えなくなります。
資格の再取得が必要:
再び国家資格を取得するには、新規取得と同様に、学科試験や実地試験(登録講習機関での修了審査を含む)を受け直す必要があります。これには、時間も費用もかかってしまいますので必ず忘れないようにしましょう。
ビジネスでドローンを活用している場合、資格失効は業務の停止に直結しかねません。趣味で利用している場合でも、飛行可能な範囲が大幅に制限されてしまいます。
「うっかり失効」を防ぐためにも、有効期間満了の6ヶ月前になったら、速やかに更新手続きを開始することを強くお勧めします。
ドローン国家資格更新に関するQ&A
更新に関してよく寄せられる質問をまとめました。
Q1. 更新講習の費用はいくらですか?
A1. 二等資格・一等資格・停止処分者で費用が異なるのが予想されておりますが、現時点では、まだ費用が公表されておらず、一般的な相場も定まっていない状況です。
ドローンスクール千葉幕張での受講費用についても、まだ未定な状態となっておりますので料金などの詳細が決まり次第【お知らせ】や各種SNSにて発表いたします。なお、これとは別に、国への更新手数料(3,000円)と身体検査費用が必要となります。
Q2. いつから更新講習を受けられますか?
A2. 有効期間満了日の6ヶ月前から受講可能です。ドローンスクール千葉幕張では、現在準備中となりますので、受け付けが可能になり次第【お知らせ】や各種SNSにて発表いたします。
Q3. DIPS 2.0での申請方法がよく分かりません。
A3. DIPS 2.0の操作マニュアルをご確認いただくか、ご不明な点はドローンスクール千葉幕張までお気軽にご相談ください。講習受け付けが始まった際には可能な範囲でアドバイスさせていただきます。
Q4. 仕事が忙しくて、なかなか講習を受ける時間が取れません。
A4. ドローンスクール千葉幕張では、土日や夜間の講習開催も検討しております。皆様が受講しやすいよう、柔軟なスケジュール設定を心がけてまいりますので、ご希望の日時があればご相談ください。
Q5. 更新講習を受ければ、必ず更新できますか?
A5. 更新講習を修了し、国の審査(身体適性含む)で問題がなければ更新されます。講習内容をしっかり理解していただくことが重要です。
Q6. 一等資格と二等資格で、更新講習の内容は違いますか?
A6. 更新講習の基本的な内容は共通ですが、一等資格の場合は【一等無人航空機操縦士が留意すべき事項】を追加で学びます。なお、停止処分者は座学に加え実地講習があります。
まとめ:ドローンの未来を、安全に、確実に。
ドローン国家資格(免許)は、これからのドローン社会を支える重要なライセンスです。その価値を維持し、安全な運航を続けるためには、3年ごとの更新手続きが不可欠です。
更新手続きは、決して難しいものではありません。しかし、更新を忘れてしまうと失効してしまうので必ず期限内に更新することを心掛けましょう。
ドローンスクール千葉幕張は年中無休で毎日営業しており、皆様がスムーズかつ確実に資格を更新できるよう、質の高い更新講習と丁寧なサポートを提供するための準備を進めております。
また、ドローンの国家資格をこれから取得しようと考えている方は是非ドローンスクール千葉幕張の無料体験会に先ずはご参加ください。
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