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ドローン情報

DJIドローン人気機種:Air2SとMini3Proの違いを徹底比較!

 

DJIのドローンの中でもスタンダードモデルとして人気の高い「Air2S」とコンパクトながら多彩な機能を備えている「Mini3Pro」は、初心者の方も含めておすすめの機種となっています。

そんな中で「Air2SとMini3Proのどっちがいいの?」「Air2SとMini3Proの違いはどこ?」などと値段も近しいため疑問をお持ちの方も多いはずです。

今回の記事では、DJIドローンの人気機種「Air2S」と「Mini3Pro」の違いを徹底比較していきます。

【機体スペック】Air2SとMini3Proの比較

比較項目 Air2S Mini3Pro
離陸重量 595 g 249 g
サイズ 折りたたんだ状態:180×97×77 mm

展開時:183×253×77 mm

折りたたんだ状態:145×90×62 mm

展開時:171×245×62 mm

最大上昇速度 6 m/s(Sモード)

6 m/s(Nモード)

5 m/s(Sモード)

3 m/s(Nモード)

2 m/s(Cモード)

最大下降速度 6 m/s(Sモード)

6 m/s(Nモード)

5 m/s(Sモード)
3 m/s(Nモード)
1.5 m/s(Cモード)
運用限界高度 5000 m 4000 m
最大飛行時間 31分 34分〜47分
最大ホバリング時間 (無風) 30分 30分〜40分
最大飛行距離 (無風) 18.5 km 18 km〜25 km
最大飛行速度 19 m/s(Sモード)

15 m/s(Nモード)

5 m/s(Cモード)

16 m/s(Sモード)

10 m/s(Nモード)

6 m/s(Cモード)

最大風圧抵抗 10.7 m/s 10.7 m/s(スケール 5)
最大傾斜角度 35°(Sモード)

前方:30°後方:20°左:35°右:35°(Nモード)

前方:40°後方:35°(Sモード)

25°(Nモード)

25°(Cモード)

最大角速度 250°/s(Sモード)

90°/s(Nモード)60°/s(Cモード)

130°/s(Sモード)

75°/s(Nモード)

30°/s(Cモード)

動作環境温度 0℃~40℃ -10℃~40℃
動作周波数 2.4 GHz 2.400~2.4835 GHz

5.725~5.850 GHz[4]

伝送電力 (EIRP) 2.4 GHz FCC:≤30 dBm CE:≤20 dBm SRRC:≤20 dBm MIC(日本):≤20 dBm5.8 GHz FCC:≤30 dBm CE:≤14 dBm SRRC:≤29 dBm 2.4 GHz:<26 dBm (FCC)<20 dBm (CE/SRRC/MIC(日本))
5.8 GHz:<26 dBm (FCC/SRRC)<14 dBm (CE)
ホバリング精度範囲 垂直:±0.1 m (ビジョンポジショニングあり)±0.5 m (GNSSポジショニングあり)水平:±0.1 m (ビジョンポジショニングあり)±1.5 m (GNSSポジショニングあり) 垂直:±0.1 m(ビジョンポジショニング使用時)±0.5 m(GNSSポジショニング使用時)
水平:±0.3 m(ビジョンポジショニング使用時)±0.5 m(高精度ポジショニングシステム使用時)
プロペラ クイックリリース低ノイズ折りたたみ式
機体アーム 折りたたみ式 折りたたみ式
GNSS GPS + GLONASS + GALILEO GPS + Galileo + BeiDou
コンパス シングル コンパス
IMU シングル IMU
内部ストレージ 8 GB 1.2GB

機体スペックを比較したところ以下の4つの違いがありました。

 ①Mini3Proの方が軽量かつコンパクト

 ②Mini3Proの方が飛行時間が長い

 ③Air2Sには内部ストレージがある

 ④Air2Sの方が飛行速度は優秀

では、1つずつ詳しくみていきましょう。

①Mini3Proの方が軽量かつコンパクト

比較項目 Air2S Mini3Pro
離陸重量 595 g 249 g
サイズ 折りたたんだ状態:180×97×77 mm

展開時:183×253×77 mm

折りたたんだ状態:145×90×62 mm

展開時:171×245×62 mm

機体の軽量性や携帯性はMini3Proの方が優れています。
やはりMiniシリーズとしてリリースされているため、サイズ面では大きな違いがあるようです。

ドローンを持ち運んでさまざまな場所で飛ばしたい場合は「Mini3Pro」の方が向いているでしょう。

②Mini3Proの方が飛行時間が長い

比較項目 Air2S Mini3Pro
最大飛行時間 31分 34分〜47分
最大ホバリング時間 (無風) 30分 30分〜40分

飛行時間を比較してみてもMini3Proの方が長くなっています。

機体重量が軽い分、連続飛行ができる時間も長くできるようです。

③Air2Sには内部ストレージがある

比較項目 Air2S Mini3Pro
内部ストレージ 8GB 1.2GB

Air2Sには8GBの内部ストレージがあるためSDカードなどがなくても、撮影したデータを保存できます。
Mini3Proにも1.2GBありますが、少ないため動画などを撮影した際には一瞬で無くなるので別途SDカードを用意しましょう。

SDカードを忘れたときやSDカードの容量が一杯になったときでも、内部ストレージがあれば安心です。

④Air2Sの方が飛行速度は優秀

比較項目 Air2S Mini3Pro
最大上昇速度 6 m/s(Sモード)

6 m/s(Nモード)

5 m/s(Sモード)

3 m/s(Nモード)

2 m/s(Cモード)

最大下降速度 6 m/s(Sモード)

6 m/s(Nモード)

5 m/s(Sモード)

3 m/s(Nモード)

1.5 m/s(Cモード)

最大飛行速度 19 m/s(Sモード)

15 m/s(Nモード)

5 m/s(Cモード)

16 m/s(Sモード)

10 m/s(Nモード)

6 m/s(Cモード)

機体の大きさや重量があるので機動面においてはAir2Sの方が優秀なようです。

上昇・下降速度や飛行速度においてもAir2Sの上なので、よりダイナミックで動きのある撮影もできるでしょう。
また重量もある分、風の強い環境などにおいても流され難くホバリング性能も高いと言えます。

【カメラ性能】Air2SとMini3Proの比較

比較項目 Air2S Mini3Pro
センサー 1インチCMOS

有効画素数:20 MP

2.4μm ピクセルサイズ

1/1.3インチ CMOS

有効画素数:48 MP

レンズ FOV:88°35 mm判換算:22 mm

絞り:F2.8

撮影範囲:0.6 m~ ∞

FOV:82.1°、35 mm判換算:24 mm

絞り:f/1.7

フォーカス範囲:1 m〜∞

ISO感度 動画:100-3200(オート)

100-6400(マニュアル)

10ビット Dlog-M動画:100-800(オート)100-1600(マニュアル)

写真:100-3200(オート)

100-12800(マニュアル)

動画:100〜6400(オート)

100~6400(マニュアル)

静止画:100〜6400(オート)

100~6400(マニュアル)

静止画サイズ 20 MP

5472×3648 (3:2)

5472×3078 (16:9)

48MP

8064 × 6048(4:3)

静止画モード シングルショット

バーストショット

オート露出ブラケット(AEB)

3/5枚(0.7EVステップ)

タイマー

スマートフォト(HDRとハイパーライト含む)

HDRパノラマ

広角

180°

スフィア

シングル撮影

インターバル撮影

オート露出ブラケット (AEB)

パノラマ:スフィア

180°

広角

垂直

写真フォーマット:JPEG/DNG (RAW)

動画解像度 5.4K:5472×3078 @ 24/25/30 fps

4K Ultra HD:3840×2160 @ 24/25/30/48/50/60 fps

2.7K:2688×1512 @ 24/25/30/48/50/60 fps

FHD:1920×1080 @ 24/25/30/48/50/60/120 fps

MP4/MOV (H.264/MPEG-4 AVCH.265/HEVC)

4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60fps

2.7K:2720×1530@24/25/30/48/50/60fps

FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60fps

スローモーション:1920×1080@120fps

動画フォーマット:MP4/MOV

(H.264/H.265)

動画 最大ビットレート 150 Mbps 150 Mbps
対応ファイルシステム FAT32/exFAT最大容量256GBまでのmicroSDカードに対応。 FAT32 (≤32 GB)、exFAT (>32 GB)
デジタルズーム 4K/30fps:4倍

2.7K/60fps:4倍

2.7K/30fps:6倍

1080p/60fps:6倍

1080p/30fps:8倍

4K:2倍

2.7K:3倍

FHD:4倍

クイックショットモード ドローニー

ヘリックス

ロケット

サークル

ブーメラン

アステロイド

ドローニー

ヘリックス

ロケット

サークル

ブーメラン

アステロイド

空撮で映像作品を作りたい場合は、カメラのスペックにもこだわってみましょう。

①Air2Sの方が撮影スペックは高い

比較項目 Air2S Mini3Pro
センサー 1インチCMOS

有効画素数:20 MP

2.4μm ピクセルサイズ

1/1.3インチ CMOS

有効画素数:48 MP

レンズ FOV:88°35 mm判換算:22 mm

絞り:f/2.8

撮影範囲:0.6 m~ ∞

FOV:82.1°、35 mm判換算:24 mm

絞り:f/1.7

フォーカス範囲:1 m〜∞

動画解像度 5.4K:5472×3078@24/25/30 fps

4K Ultra HD:3840×2160@24/25/30/48/50/60 fps

2.7K:2688×1512@24/25/30/48/50/60 fps

FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60 fps

スローモーション:1920×1080@120fps

4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60fps

2.7K:2720×1530@24/25/30/48/50/60fps

FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60fps

スローモーション:1920×1080@120fps

画素数やセンサーサイズ、動画解像度などの基本的な撮影スペックに関してはAir2Sの方が優れています。
特に、Air2Sは動画で5.4K撮影が可能になっています。

②暗所にはMini3Proの方が優れている

Air2s のレンズは絞りがf/2.8なのに対してMini3Proはf/1.7となっています。
レンズの絞りはf値と呼ばれ、値が小さければ小さいほど明るい映像が撮れます。
屋内で照明の少ない薄暗い環境での撮影などには機体のサイズも小さく、暗証に強いMINI3Proがオススメと言えるしょう。

【ジンバルと検知システム】Air2SとMini3Proの比較

比較項目 Air2S Mini3Pro
スタビライズ機構 3軸(チルト、ロール、パン) 3軸メカニカルジンバル(チルト、ロール、パン)
機械的可動範囲 チルト:-135°~45°

ロール:-45°~45°

パン:-100°~100°

チルト:-135°~80°

ロール:-135°~45°

パン:-30°~30°

操作可能範囲 チルト:-90°~0°(デフォルト)

-90°~+24°(拡張時)

チルト:-90°〜60°

ロール:-90°または0°

最大可動速度(チルト) 100°/s 100°/s
角度ぶれ範囲 ±0.01° ±0.01°
前方 高精度測定範囲:0.38〜23.8 m

有効検知速度:≤15 m/s

視野角(FOV):72°(水平)、58°(垂直)

高精度測定範囲:0.39〜25 m

有効検知速度:飛行速度 <10.5 m/s

FOV:水平 106°、垂直 90°

後方 高精度測定範囲:0.37〜23.4 m

有効検知速度:≤12 m/s

視野角(FOV):57°(水平)、44°(垂直)

高精度測定範囲:0.36〜23.4 m

有効検知速度:飛行速度 <8 m/s

FOV:水平 58°、垂直 73°

下方 ToF測定範囲:0.1〜8 m

ホバリング範囲:0.5〜30 m

ビジョンセンサー ホバリング範囲:0.5〜60 m

高精度測定範囲:0.15〜9 m

ビジョンセンサー ホバリング範囲:0.5〜30 m

有効検知速度:飛行速度 <3 m/s

FOV:前方/後方:104.8°、左/右:87.6°

左/右 なし なし
上方 高精度測定範囲:0.34〜28.6 m視野角 (FOV): 63°(水平)、 78°(垂直) なし
下方補助ライト シングルLED なし

ドローンにおいて重要な「ジンバル」や「障害物検知」についても比較していきます。

重要なポイントになるので必ず確認してください。

①Air2Sには上方の障害物検知がある

比較項目 Air2S Mini3Pro
前方 高精度測定範囲:0.38〜23.8 m

有効検知速度:≤15 m/s

視野角(FOV):72°(水平)、58°(垂直)

高精度測定範囲:0.39〜25 m

有効検知速度:飛行速度 <10.5 m/s

FOV:水平 106°、垂直 90°

後方 高精度測定範囲:0.37〜23.4 m

有効検知速度:≤12 m/s

視野角(FOV):57°(水平)、44°(垂直)

高精度測定範囲:0.36〜23.4 m

有効検知速度:飛行速度 <8 m/s

FOV:水平 58°、垂直 73°

下方 ToF測定範囲:0.1〜8 m

ホバリング範囲:0.5〜30 m

ビジョンセンサー ホバリング範囲:0.5〜60 m

高精度測定範囲:0.15〜9 m

ビジョンセンサー ホバリング範囲:0.5〜30 m

有効検知速度:飛行速度 <3 m/s

FOV:前方/後方:104.8°、左/右:87.6°

左/右 なし なし
上方 高精度測定範囲:0.34〜28.6 m視野角 (FOV): 63°(水平)、 78°(垂直) なし

障害物検知については以下のようになっています。

・Air2S:前後上下
・Mini3Pro:前後下

Mini3Proには上方向の障害物検知がなく、上に屋根があった場合でも検知して自動的に停止することができません。

②Mini3Proはカメラの可動域が広い

比較項目 Air2S Mini3Pro
スタビライズ機構 3軸(チルト、ロール、パン) 3軸メカニカルジンバル(チルト、ロール、パン)
機械的可動範囲 チルト:-135°~45°

ロール:-45°~45°

パン:-100°~100°

チルト:-135°~80°

ロール:-135°~45°

パン:-30°~30°

操作可能範囲 チルト:-90°~0°(デフォルト)

-90°~+24°(拡張時)

チルト:-90°〜60°

ロール:-90°または0°

Mini3Proはカメラの可動域が広く設定されているのが特徴です。

カメラを回転させて縦方向の撮影も可能なので、スマートフォンの縦画面に特化した画角の画像や動画をそのまま撮影でき、SNSにアップするなどの使い方もできます。
また、機械的可動範囲の中でもチルトと呼ばれる上下方向へ可動域が広く、これまでのドローンでは撮影出来なかった場所を撮影することが出来ます。

Air2SとMini3Proどっちがおすすめ?

ここまでの内容からAir2SとMini3Proでどちらがおすすめなのかをまとめます。

Air2Sがおすすめな人 ・内部ストレージがあった方がいい人

・高クオリティな空撮をしたい人

・安心してドローンを飛ばしたい人

Mini3Proがおすすめな人 ・コンパクトな機体がほしい人

・初心者の方で簡単な操作で使いたい人

・多彩なカメラ機能がある方が魅力的な人

・撮影した写真や動画をSNSにアップしたい人

Air2Sは、プロクオリティな空撮をしたい人に向いている機種で、カメラ性能の高さに強みを持っています。
障害物検知も上下前後にあるので安心してドローンを飛ばすことができます。
プロの方でもぶっちゃけこれで良いと言ってしまうほど、撮影においてはバランスの良い機体です。

Mini3Proは、コンパクトで持ち運びに便利な機種で、多彩なカメラ機能が魅力的な機種です。
初心者の方でもさまざまな撮影が簡単にできるので、手軽にドローンを楽しみたい人におすすめです。

また軽量であるため飛行時間が長いのも特徴で、別売りのインテリジェント フライトバッテリー Plus を使用すると最大飛行時間47分にまで増加します。

最後にAir2SとMini3Proの価格になります。
MAVIC3シリーズと比べても安くどちらも初心者にはオススメの価格帯と言えるでしょう。

機種 価格
Air2S 143,880円
Mini3Pro 116,380円

まとめ

Air2SとMini3Proの違いを徹底比較していきました。

それぞれ値段も近く人気機種ではありますが、機能やコンセプトなど明確な違いがあるので、今回の記事を参考にして自分に合った機種を選んでみましょう!

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コメント

    • マーシー
    • 2023.06.22

    > Air2Sは…障害物検知も上下左右にあるので安心してドローンを飛ばすことができます。

    Air2Sは左右の障害物検知はできません。
    「上下前後」の間違いでは?

    • アバター画像
      • ドローンスクール千葉幕張
      • 2023.06.24

      コメントありがとうございます。
      ご指摘の通り「上下前後」との間違いでした。
      修正させていただきました。

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