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畑と田んぼの救世主
「ドローン」と聞くと、みなさんは何を思い浮かべますか?
ダイナミックな空撮映像でしょうか。
それとも、話題の荷物配送や人が立ち入ることの困難な高所や狭所での点検作業でしょうか。
災害時の活躍も、よく目にするようになりました。
今、農業でドローンの普及が進み、ドローンの活躍の場が広がっているのをご存知ですか?
日本の農業が、従事者の高齢化や深刻な人手不足といった大きな課題に直面しているのは、周知の事実です。
重労働という従来のイメージを覆し、効率的でスマートな農業界を牽引する存在として、ドローンへの期待は高まるばかりです。
そこで今回は、農業でのドローンの活躍を紹介していきましょう!

重労働をアッという間に!「農薬・肥料の空中散布」
農業用ドローンの最も代表的な作業であり、導入の最大の目的ともいえるのが「空中散布」です。
当スクールでも、空中散布について多くお問い合わせをいただいています。
従来の農薬や肥料の散布は、それらが入った20kg近くの重いタンクを背負い、泥だらけになりながら広い田畑を歩き回わる、想像を超える重労働です。
特に多くの作物の成長期である夏は、年々暑くなっていて、この時期の散布作業は、熱中症と隣り合わせの危険な作業となりえます。
それれがドローンならどうなるでしょうか。
これまで人数も時間も必要だった作業が、空からの散布により圧倒的スピードで完了します。
散布にかかる時間の縮小で、空いた時間を他の作業に充てることができます。
高精度なGPSやRTK(位置情報技術)を使用したルート指定をすれば、自動で農薬や肥料の均一な散布も可能になります。
操縦は日陰で行えるため、熱中症のリスクも軽減されます。
また、日本の農地は、山間部の傾斜地やトラクターの入れない狭い場所が少なくありません。
複雑な地形でも、小回りの利くドローンなら、地形の制約を受けません。

空飛ぶお医者さんが見抜く!「農地の健康診断(センシング)」
ドローンの醍醐味と言えば空撮ですよね。
農業においてこの撮影技術は、単なる記録に留まらず、特殊なカメラを使用した上空から作物の「センシング(健康診断)」とういう高度なデータ活用へと進化しています。
従来の作物の健康状態や肥料の過不足の判断は、農家さんの経験と勘によるものです。
センシング技術を使えば、これらが明らかなデータとして可視化されます。
農業用ドローンに搭載された特殊なマルチスペクトルカメラは、人の目では分からない光の吸収・反射、わずかな葉の色の濃淡(葉緑素の量)を読み取り、作物の状態を数値化します。
そのデータを解析すれば、栄養の足りないところ、病気の兆候が見られるところが色分けされたマップとして一目でわかるようになります。
そしてそれを元に、必要な場所に必要な分だけ肥料をあげる可変施肥が可能になります。
こうすることで、肥料の無駄遣いをなくしてコストを削減できるだけでなく、過剰な肥料による環境汚染も防ぐことができます。
栄養が均一に行き届くことで、安定した品質の野菜がより多く収穫できるようになり、規格外による廃棄の減少にも繋がります。
ドローンを活用することで、エコでスマートな理想の農業に一歩近づくことでしょう。

空から種をパラパラ!?革命的な「お米の種蒔き(直播)」
日本の食卓に欠かせない、ほかほかのご飯。
美味しいお米を作る工程のうち、春に行われる田植えの準備は、特に手間と時間がかかります。
一般的な田植えの準備は、まずビニールハウスで約1か月かけて種籾から苗を育て(育苗)、田植えの時に重い苗箱を軽トラに積み込んで田んぼへ運び、田植え機にセットして植え付ける……という手間のかかる大変な作業です。
そこで今、画期的な種蒔きとして注目されているのが、空から種を直接蒔く「直播」です。
ドローンに種籾を積み込み、上空から直接田んぼにパラパラと蒔いていきます。
こうすることで、苗を育てるためのビニールハウスでの管理や田植え機そのものが不要になります。
田植えの準備のための負担とコストが劇的に減りますね。
これまで当たり前にされてきた工程が1度で済むのは、特に人手不足が深刻に叫ばれる米農家さんにとっては、常識を覆す方法ではないでしょうか。
ちなみに、種籾には、鳥に食べられたり水に浮いたりするのを防ぐため、鉄の粉でコーティングして重みを持たせます。
これは農研機構が開発した技術で、鉄は土壌の鉄分となって自然に還るため、環境に配慮された安全な手法です。

田畑の頼れる警備員!「野生動物のパトロール」
近年、生息地での餌不足を背景に、イノシシやシカ、クマなどの野生生物が人里や農地に現れるニュースをよく耳にします。
丹精込めて育てた作物を収穫直前に食べられてしまったり、田畑を荒らされてしまったりする「鳥獣害」は、農家さんにとって死活問題であり、精神的にも深いダメージを負います。
ここで登場するのが、夜空から監視するドローン警備員です。
美味しい野菜を狙って動物が動くのは、辺りが暗くなり、人気もなくなった夜。
真っ暗な山や田畑に人が見回りに行くのは、動物との遭遇率が高く、足元が暗いため転倒のリスクもあり、非常に危険です。
しかし、動物の熱を感知する赤外線サーマルを搭載したドローンで上空から監視すれば、暗闇の中でも動物の姿を安全かつ瞬時に見つけ出すことができます。
動物がドローンの大きなプロペラ音に驚いて逃げることもありますが、現在の主な役割はデータ収集です。
見つけた動物を上空から追跡をすることで、進入ルートを探り、侵入の可能性の高いところに罠の適切な設置や電柵の補修・補強ができ、効率的な対策ができます。
最近では、猟犬の鳴き声を出すスピーカーやLEDライトなどが搭載されたドローンで追い払う取り組みも行われているため、今後はさらに鳥獣による農作物の被害の減少に一役買う手段となることでしょう。
ドローンはこれからの農業の「最高の相棒」
いかがでしたでしょうか。
ドローンは、空飛ぶ機械から、農家さんの負担を減らし、美味しい作物を効率よく育てるための「最高の相棒」へと進化しています。
これからの時代、トラクターやコンバインと同じように、田畑の空をドローンが飛ぶ光景が当たり前になる日も近いでしょう。
「体力的に農業を続けるのが厳しくなってきた」
「これから新しくスマートな農業に挑戦してみたい」
「若者が働きやすいカッコいい農業を実現したい」
このような思いを持っている方にとって、ドローンはひとつの武器になるのではないでしょうか。
ドローンの活用が人手不足の日本の農業の一助となれば、私たちスクールスタッフも嬉しく思います。
まずは「無料体験会」で
農業用ドローンは役割でそれ専用のドローンを使用するため、それぞれの機体の操縦方法があるのですが、まずは国家二等資格を持つことで、安心・安全な操縦を目指しましょう。
農業でドローンの活用を考えている、あるいはドローンを使用した農業を始めたい方、農業とドローンについてもっと知りたい方、そのほか少しでもドローンに興味を持った方、是非無料体験会にご参加ください!
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スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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