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ドローン情報

日本製のドローンを紹介!ホビー用や産業用でどんな日本製ドローンがある?

 

ドローンといえばDJIを始め海外メーカーの製品が目立っていますが、日本製のドローンも数多くあります。

一般向けのドローンは日本製が少ないため、知名度があまり高くないのですが、産業用ドローンではさまざまなメーカーがドローンを製造しており国内での需要は高いです。

そして今回の記事では、日本製のドローンを紹介します。

ホビー用や産業用でどのような日本製ドローンがあるのか詳しくみていきましょう。

日本製のホビー用ドローン

日本製のホビー用ドローンを紹介します。

ホビー用はあまり日本製ドローンがないのですが、初心者向けのメーカーもあるので、これからドローンにチャレンジしてみようと思っている方は注目です。

①京商

Photo by kyosho

京商は主にラジコン製品を造っているメーカーで、ドローン以外にもラジコンカーなどを幅広くラインナップしています。

ドローンにおいては、100g未満で初心者でも扱いやすいトイドローン「LIVE STYLE 」や、ドローンレース向けに設計された「DRONE RACER b-pod」が販売されています。

ラジコンメーカーらしい快適な操作性で、自分の頭でイメージした飛行ができるのが特徴で、入門機や連取機としての利用がおすすめです。

企業名 京商
所在地 神奈川県厚木市岡田3050番地 厚木アクストメインタワー7階
設立年 昭和38年10月10日
利用用途 ドローンレース
主な機種 ・DRONE RACER b-pod

・LIVE STYLE

公式サイト 京商

②GFORCE

Photo by GFORCE

GFORCEは、主に空撮ができるトイドローンを数多くラインナップしており、価格的にも初心者に易しいドローンが多いです。

コンパクトでリーズナブルな機体ながらも、カメラ性能の高い機種やホバリング性能が高い機種もあるため、初めてのドローンでも大満足な性能が手に入ります。

初めてのドローンで航空法の対象外となる100g未満の機種が欲しい方におすすめのメーカーです。

企業名 GFORCE
所在地 東京都千代田区鍛冶町1-3-1 VORT神田9階
設立年 2013年7月
利用用途 ・トイドローン

・空撮

主な機種 ・INGREESS BEYOND

・LACIERO

・LUCISA

公式サイト GFORCE

 

日本製の産業用ドローン

 

日本製の産業用ドローンを紹介します。

産業用ドローンでは日本メーカーのラインナップが充実しており、さまざまな用途で活用されています。

日常ではほとんど見ることができませんが、ドローンの展示会やイベントなどで沢山見ることができます。

①ACSL

Photo by ACSL

ACSLは、国産パーツでのみ製造された産業用ドローン「蒼天」で有名なメーカーです。

国や政府機関などでセキュリティ性の高いドローンが求められていた中で開発されたドローンでもあり、国産パーツのみで製造することで、情報の漏洩やハッキングリスクを防ぎます。

その他にも、物流や点検、防災、倉庫管理など、さまざまなソリューションを提供するドローンを提供しています。

企業名 ACSL
所在地 東京都江戸川区臨海町3-6-4 ヒューリック葛西臨海ビル2階
設立年 2013年11月
利用用途 ・物流

・点検

・防災

主な機種 ・蒼天
公式サイト ACSL

②SkyDrive

Photo by SkyDrive

SkyDriveは、「空飛ぶクルマ」をコンセプトに掲げるメーカーで、人を運ぶ大型ドローンや運搬能力に秀でた物流ドローンを製造しています。

産業用ドローンを製造するメーカーの中でも、特に大型ドローンの製造を行っており、自動運転によるドローンで移動したり、大量の荷物をドローンで運搬する未来を見据えています。

また、空飛ぶクルマは2025年の大阪・関西万博で実現される計画が立てられています。

企業名 SkyDrive
所在地 愛知県豊田市挙母町2-1-1
設立年 2018年7月
利用用途 ・空飛ぶクルマ

・物流

主な機種 ・SkyDrive

・SkyLift

公式サイト SkyDrive

③SONY

Photo by SONY

SONYでは、プロ仕様の空撮ドローン「Airpeak S1」がラインナップされています。

SONYのフルサイズミラーレス一眼αシリーズを搭載することで、従来の空撮ドローンとは一線を画すクオリティを実現しています。

さらに、正確かつ高精度な飛行によって、カメラの性能と共にクオリティの高い撮影が可能で、高画質かつ高精細な映像を空撮で制作したい方の需要に応えています。

最近では日本初の第二種機体認証をAirpeak S1が取得したことでも有名です。

企業名 SONY
所在地 1997年4月1日
設立年 東京都港区港南1丁目7番1号
利用用途 ・空撮

・測量

・点検

主な機種 ・Airpeak S1
公式サイト SONY

④NTT e-Drone

Photo by NTT e-Drone

NTT e-Droneは、NTTグループのドローン専門会社で、主に産業用ドローンの製造や他社製品の代理販売事業を行っています。

自社製ドローンは農薬散布を行う「AC101」で、使いやすさに優れた機能を備えており、初めてドローンを扱う方でも導入しやすいのが特徴です。

企業名 NTT e-Drone
所在地 埼玉県朝霞市北原二丁目4番23号​
設立年 2020年12月10日
利用用途 ・農薬散布
主な機種 ・AC101
公式サイト NTT e-Drone

⑤PRODRONE

Photo by PRODRONE

PRODRONEは、さまざまな用途に使える産業用ドローンをラインナップしているメーカーです。

小型レーザーを搭載した測量用ドローンや、着水が可能な防水使用の災害用ドローン、配送に適した仕様のドローンなど、用途に応じた機能を備えています。

プロドローンの名の通り、信頼性と品質の高さを売りにしており、過酷な環境でもパワフルに動く産業用ドローンを製造しています。

企業名 PRODRONE
所在地 愛知県名古屋市天白区中平1-115
設立年 2015年1月15日
利用用途 ・測量

・防災

・点検

・物流

主な機種 ・PD4B-M

・PD4-AW-AQ

・PD4-XA1

・PD6B-Type3

・PDH-GS120

公式サイト PRODRONE

⑥TEAD

Photo by TEAD

TEADは、農薬散布向けのドローンを製造しているメーカーです。

自動飛行モードを搭載しているため、操縦技術に不安がある方でも扱いやすく、均一な散布を実現しています。

高い飛行性能や安全性に加えて、散布性能にも優れているため、農薬散布ドローンとして非常に優秀です。

企業名 TEAD
所在地 群馬県高崎市江木町1637-1
設立年 2016年4月25日
利用用途 ・点検

・農業

主な機種 ・TA408-F
公式サイト TEAD

⑦ヤマハ発動機

Photo by ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は、農薬散布ドローンの製造を行っているメーカーです。

自動散布機能を備えている「YMR-08 AP」では、より高精度かつ高効率の散布作業が可能になっており、農作業の人的コストをカットできます。

信頼と実績のある大手メーカーでもあるため、初めての方でも安心して導入できるのが魅力です。

企業名 ヤマハ発動機
所在地 静岡県磐田市新貝2500
設立年 1955年7月1日
利用用途 ・農業
主な機種 ・YMR-08 AP

・YMR-08

公式サイト ヤマハ発動機

⑧マゼックス

Photo by マゼックス

マゼックスは、農業や林業向けのドローンを製造しているメーカーです。

農業用ドローンにおいては国内随一の実績があり、国内生産の農業用ドローンの中で累計販売台数No1のメーカーでもあります。

さらに、農業用ドローンは農地面積や散布する農薬の量に応じて機体サイズが細かく分かれていますし、林業向けに資材運搬用ドローンなどもラインナップされています。

企業名 マゼックス
所在地 大阪府東大阪市川田4丁目3番16号
設立年 2017年4月
利用用途 ・農業

・林業

主な機種 ・飛助DX

・飛助mini

・飛助MG

・森飛morito15

公式サイト マゼックス

⑨Liberaware

Photo by Liberaware

Liberawareは、狭い場所でも点検作業ができる小型ドローンを製造しているメーカーです。

コンパクトで高精度な飛行を可能にした極小ドローンになっているため、屋内の狭い場所でも安全に点検ができます。

さらに、コンパクトさを活かして、セキュリティ向けの自動巡回ドローンとしての活用も可能です。

企業名 Liberaware
所在地 千葉県千葉市中央区中央3-3-1 フジモト第⼀⽣命ビル6階
設立年 2016年8⽉22⽇
利用用途 ・点検

・測量

・セキュリティ

主な機種 ・IBIS2
公式サイト Liberaware

 

日本製ドローンの強みは何?

日本製ドローンの強みは主に以下の3点です。

①セキュリティ性が高く安心して使える

②日本の飛行環境や法規制に合わせて設計されている

③アフターサービスやサポートが受けやすい

では、1つずつ詳しくみていきましょう。

①セキュリティ性が高く安心して使える

日本製のドローンはセキュリティ性の高さから、国や政府機関で行う事業で使われるケースが増えています。

空撮や赤外線カメラなどで収集したデータなどが、国外に流出してしまうと、経済安全保障の観点からリスクが生じると言われており、リスク回避のためにも日本製のパーツで製造されたドローンが求められています。

例えば、ACSL社の蒼天は上記のようなニーズから開発された国産ドローンです。

ドローンの活用範囲が広がるほど、情報漏洩やハッキングのリスクは高まるため、産業用ドローンほど日本製への移行が進むと考えられています。

②日本の飛行環境や法規制に合わせて設計されている

日本製のドローンは、日本での飛行環境や法規制に合わせて設計されているため、導入時のハードルが低くなっています。

例えば、農薬散布ドローンでは、日本の農作地に応じて小回りが効く設計になっていますし、農薬を積むタンクの容量や機体サイズなども最適化されています。

また、日本で使用することを前提に設計されているため、日本の法規制に則った仕様になっているため、余計なトラブルが発生するリスクが防げます。

機体認証制度も法改正により始まり、製造工程や使用部品などの検査もされる機体認証の受けやすさも日本製ドローンならではの特徴です。

③アフターサービスやサポートが受けやすい

日本のメーカーなので導入後のアフターサービスやサポートが受けやすいのもメリットです。

海外メーカーのドローンだと、公式サイトが英語で表記されていたり、サポートも外国語が基本だったりするため、やり取りのハードルが高まってしまいます。

日本製のドローンであれば、何かトラブルが発生した際もすぐに問い合わせができますし、場合によっては現地に駆けつけてくれる対応も受けられるでしょう。

産業用ドローンを扱う上で機体の修理やパーツの交換など、アフターサポートを受ける機会は多いので、利便性を考慮すると日本製ドローンがおすすめです。

 

利用用途別の主な日本製ドローン

ここでは利用用途別に主な日本製ドローンをまとめました。

用途ごとにどういった機種があるのか確認してみてください。

ホビー向け ・INGREESS BEYOND(GFORCE)

・LACIERO(GFORCE)

・LUCISA(GFORCE)

空撮 ・Airpeak S1(SONY)
農業 ・AC101(NTT e-Drone)

・TA408-F(TEAD)

・YMR-08 AP(ヤマハ発動機)

・飛助DX(マゼックス)

物流 ・SkyLift(SkyDrive)
点検/測量 ・蒼天(ACSL)

・PD4B-M(PRODRONE)

・IBIS2(Liberaware)

競技 ・DRONE RACER b-pod(京商)

 

5.日本製ドローンに関するよくある質問

日本製ドローンに関するよくある質問をまとめました。

ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ人は参考にしてみてください。

①ドローンメーカーの世界シェアは?

ドローンの世界シェアは中国のメーカーDJIが全体の約70%を占めていると言われています。

DJIに次いで欧米のドローンメーカーがシェアを獲得していますが、日本製ドローンのシェアは非常に小さいです。

②日本製ドローンはどういった場面で使われる?

日本製ドローンはプロ向けの空撮用途や産業用途で使われることが多く、ホビー用で使用されることは少ないです。

さらに、セキュリティリスクの観点から国や政府機関が利用するドローンについては、日本製のドローンを使用する動きも進んでいます。

また、産業用ドローンに関しては、「日本で使われるのを考慮して設計されている」「サポートが受けやすい」などの理由から、日本製ドローンが選ばれています。

③日本製ドローンは産業用しかない?

ホビー用ドローンでも「京商」や「GFORCE」などの日本メーカーは存在します。

ただ日本製ドローンは産業用がほとんどで、ホビー用ドローンのラインナップは少ないです。

 

6.まとめ

日本製ドローンについて紹介しました。

産業用ドローンを製造する会社ばかりなので、一般的な知名度は低いかもしれませんが、日本メーカーもドローン業界の中で一定の存在感を示しています。

ドローンを業務で使用する方は、日本製のドローンを扱う機会があるかもしれません。

また、セキュリティリスクの観点から、産業用ドローンは日本製が選ばれる可能性もあります。

機体認証制度の面でも日本製ドローンは審査を受ける際にもスムーズに進むと思うので、日本製ドローンの需要は拡大していくでしょう。また実際に第一種・第二種と共に機体認証を受けいるドローンは全て日本製となっております。

レベル4飛行や飛行申請の免除を受けるには機体認証が必須となってくるので、今後の日本製ドローンには注目です。

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