年中無休
10:00~21:00
043-400-2751

 
 
ドローン通信

日本建築ドローン教会(JADA)が運営する民間資格を解説!建築ドローン安全教育講習とは?

 

建築業界においてもドローン活用の需要が高まっており、点検や管理といった業務での普及が期待されています。

しかし、建築分野でドローンを導入するには、ドローン操縦の知識や技術だけでなく、業界特有の問題についての理解が必要です。

そのため、一般的なドローンの民間資格を取得したり、スクールに通ったりするだけでは十分なスキルが得られない可能性もあります。

そこで注目したいのが日本建築ドローン協会(JADA)が実施している「建築ドローン安全教育講習」です。

建築分野に特化した資格でもあるので、将来的に建築業務にドローンを導入したいと考えている方にとっては必須スキルと言えるでしょう。

今回は建築ドローン安全教育講習について解説していきます。

 

日本建築ドローン協会(JADA)とは?

協会名称 一般社団法人 日本建築ドローン協会

JADA(Japan Architectural Drone Association )

会長 本橋 健司
所在地 東京都千代田区鍛冶町2-9-6 徳力本店ビル7階
設立 2017年9月1日
目的 建築分野の各種業務におけるドローン技術を活用できる人材の育成および技術支援、標準化などの事業を行うことで、安全安心かつ持続可能な社会の実現のために貢献する
事業内容 (1)建築分野におけるドローン技術利活用のための人材の育成・登録・普及

(2)建築分野におけるドローン技術に関連する調査・研究・技術開発及び情報発信

(3)建築分野におけるドローン技術の活用に関連する標準化・評価・判定

(4)建築分野におけるドローン技術に関連するイノベーションの創出と社会貢献

(5)前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

(6)その他、当協会の目的を達成するために必要な事業

公式サイト https://jada2017.org/

 

日本建築ドローン協会(JADA)は、建築分野におけるドローン活用の需要が高まる中で、業界特有のプライバシーや騒音の問題、人口集中地区での飛行や安全対策といった課題に対処するために存在しています。

ドローン技術を建築分野において効率的に活用するために、人材育成や技術支援を行い、これらのノウハウを標準化する活動を進めています。

建築分野におけるドローン導入の普及や各種業務で活躍が可能な人材を輩出することで、ドローンを活かした新しいイノベーションの実現を目指しています。

 

建築ドローン安全教育講習について

 

日本建築ドローン協会(JADA)では、建築分野におけるドローンを活用した各種業務を安全に行うためのスキルを持った技術者の育成を実現するため「建築ドローン安全教育講習会」を実施しています。

座学を中心としたカリキュラムを実施することで、建築分野で活躍できるドローン操縦者の育成を目指しているので、建築分野でドローンの導入を検討している方にとって必要な資格と言えるでしょう。

では、建築ドローン安全教育講習について詳しい内容を見ていきましょう。

 

資格の概要

資格名 建築ドローン安全教育講習会
主催 一般社団法人 日本建築ドローン協会(JADA)
講習形式 Zoomによるオンラインライブ配信座学講習
日時 2日間の講習

前半の部:2022年2月17日(木)13時30分~17時10分

後半の部:2022年2月18日(金)13時30分~17時00分

対象 建築物の施工管理、点検調査等におけるドローンの活用と安全管理に携わる者

(年齢20歳(2021年4月1日時点)以上、資格・経験不問)

受講料 ・日本建築ドローン協会会員2万円(税込)/1名

・後援団体会員3万円(税込)/1名

・ 非会員4万円(税込)/1名

定員 50名

※参考:https://jada2017.org/news/events/1318

 

建築業界においてドローンの活用に対する期待は大きく、施工管理や点検・調査といった業務での活用も進められています。

しかし、建築物を対象にドローンを活用する上で課題も多く、以下のような問題の解決が求められています。

 

・建築特有のプライバシー問題

・騒音問題

・施工管理・点検調査に関わるドローン飛行前準備と飛行計画

・施工管理・点検調査に関わる安全対策

・調査方法やデータの取得方法

 

これらの課題は民間のドローン資格やスクールに通うだけでは必要なスキルを身につけることができません。

以上のような社会的背景から、建築分野とドローンの両方の知見を得ながら、必要なスキルを取得した技術者の育成を目的とした「建築物へのドローン活用のための安全マニュアル」が作成され、講習会が定期的に開催されています。

資格の取得方法

建築ドローン安全教育講習は、座学講習を修了することで取得できます。

2022年は新型コロナの影響によりオンライン講習にて開催されており、前半と後半の2日間に分けて実施されています。

講習会を受けると修了証が発行されます。

主な講習内容

建築ドローン安全教育講習で実施される主な講習内容について紹介します。

直近の2022年2月17日〜18日に開催された「第14回建築ドローン安全教育講習会」では、以下のような内容が盛り込まれていました。

・ドローンの概論、法規

・ドローン技術と安全運用

・ドローンを活用した建築物の施工管理、点検調査等における安全対策

参考:https://jada2017.org/news/events/1318

ドローンに関する基本的な知識や法律に関する講習に始まり、建築業務に関わる実践的な内容も充実しています。

資格取得のメリット

建築ドローン安全教育講習を受けることで建築分野に特化したドローンのスキルを身につけることができます。

一般的なドローンの民間資格やスクールでは、ドローンに関する知識や操縦スキルは身につけられるのですが、建築分野特有のノウハウを得ることはできません。

ドローンを導入する分野ごとの専門知識がなければ、実際に業務を安全かつ円滑に進めることは難しいでしょう。

その上で、建築ドローン安全教育講習では、専門性の高い知識を身につけることができますし、業界全体で活用できる標準的なスキルとして活かせるのが魅力です。

JUIDAもJADAと共同で「ドローン建築物調査安全飛行技能者」を創設

ドローンの民間資格の運営を行なっているJUIDA(一般社団法人日本建築ドローン協会)は、2022年6月にJADAと共同で新しい民間資格でもある「ドローン建築物調査安全飛行技能者」の創設を発表しました。

全国に認定スクールを展開して数多くのドローン操縦者を輩出してきたJUIDAがJADAとタッグを組んで、建築分野における専門性の高い民間資格をスタートさせます。

では、こちらの「ドローン建築物調査安全飛行技能者」についても詳しく見ていきましょう。

資格の概要

今回創設が発表された「ドローン建築物調査安全飛行技能者」は、主にビルなどの外壁調査にドローンを活用することを目的とした民間資格です。

2022年4月に建築基準法が改正されたことで、赤外線装置を搭載したドローンを用いた外壁調査が可能になったのを機に創設が決まりました。

建築分野のドローン活用において新しい業務が可能になったことで、必要な知識や技術を有した人材の輩出が求められており、JUIDAとJADAが連携することで実現しました。

 

コースの詳細

ドローン建築物調査安全飛行技能者は、以下の2つを修了した人のみが受講できます。

・JUIDA:操縦技能証明証保持者/安全運行管理者証明証保持者

・JADA:建築ドローン安全教育講習修了者

 

つまり、JUIDAとJADAで実施している両方の資格を取得しなければなりません。

受講コースは座学と実技の2つに分かれており、主に以下のような内容が盛り込まれています。

 

A外壁点検・調査安全技能教育 B係留技能教育
座学 ・外壁調査の飛行管理

・ドローン飛行計画書作成

・現場対応の仕方

・事故処理

など

・係留の種類を法律

・係留のメリットおよびデメリット

・係留装置の使用方法

など

実技 ・飛行における安全

・壁面を対象とした飛行訓練

・撮影設定

・撮影を体験

など

・1点係留を体験

・1点係留装置の操作

・2点係留装置を使用したドローン操縦

など

 

資格の取得方法

ドローン建築物調査安全飛行技能者では、座学および実技講習を受けた上で考査に合格することで取得できます。

こちらの民間資格は、2022年冬ごろの開講を予定しており、必要な施設を有するJUIDA認定校で受講できます。

 

ドローンスクールで基礎知識&技術を学ぶのも重要

JADAが実施している「建築ドローン安全教育講習」は、建築分野でのドローン活用における専門的な知識を深めるための民間資格です。

ドローン業務に従事されている方で建築分野への進出を検討している場合には、スキルとして取得しておくべきでしょう。

しかし、建築分野でドローンを活用する上でも、基礎的なドローンの知識や操縦技術は必要です。

スクールで基礎を学びJADAで専門知識を深める

1からドローン操縦者としてのキャリアを築いて建築分野への進出を考えるのであれば、ドローンスクールで基礎を学んだ上で、JADAで建築ドローンの専門知識を深めるのがおすすめです。

建築ドローン安全教育講習は、座学が中心で実技による操縦技術の取得はできないため、操縦スキルを身につけたい場合にはドローンスクールの受講が必要です。

ドローン操縦者としてのキャリアを俯瞰して考えたときに、どのようなスキルが必要でどこで身につけられるのかを検討してみてください。

 

ドローンスクール千葉幕張は「建築ドローン安全教育講習」を修了済

ドローンスクール千葉幕張でも「建築ドローン安全教育講習」を修了して実務に活かしています。

実用性に特化したコース内容を提供しており、基礎知識をしっかりと身につけながらも実務を意識した講義が受けられます。

さらに、一般的なコースに加えて、ビジネス向けで屋根点検に特化したコースも用意するなど、建築分野への対応も充実しています。

将来的なキャリアも見据えながらドローンのスキルを身につけたい方は、ぜひドローンスクール千葉幕張の受講を検討してみてください。

 

まとめ

日本建築ドローン協会(JADA)が実施している「建築ドローン安全教育講習」について紹介しました。

建築分野におけるドローン業務に従事する方にとって必須の知識やスキルが得られるので、建築業界でドローンの導入を検討している方や建築業界のクライアントへのアピールに使うのもおすすめです。

専門性の高い民間資格になるので該当する業務に従事する方は、ぜひ受講してみてください

★無料スクール体験お申し込みはこちらから★

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
TOP